玲幸舞ブログ

女性の着付けの流れ

女性の着付けの流れ 女性の着付けの流れ

成人式や夏祭りなど、女性が着物や浴衣を着る機会は少なくありません。
最近では着物を持っていなくても、振袖レンタルや留袖レンタル、袴レンタル、打掛レンタルなどのレンタル着物を利用することで、気軽に着物を楽しめます。ここでは着付けの大まかな流れについてご紹介いたします。

足袋と肌着

着物を着た後に足袋を履くと無理な体勢になり、着崩れの原因となって大変です。足袋は着付け前に履きます。
あらかじめコハゼを外して半分を裏返しに折っておき、足袋の奥までつま先をしっかり入れ、引っ張るように全部履いたら、下のコハゼから留めていきます。肌着はセパレートタイプ、スリップタイプ、ワンピースタイプなどがあります。

肌着を着けたら、補正を行います。着物は直線的に切って製図する直線裁ちで作られているため、補正を行わないと着物に緩みやシワが生じてしまいます。襟元はコットン、ヒップやウエストはタオルなどを利用して、なだらかな筒型になるように補正します。玲幸舞は香川県高松市を中心に、出張きつけやレンタルきものサービスを提供しています。補正が難しいのであれば、お気軽にご相談ください。

長襦袢

長襦袢は着崩れや汚れを防ぐ役割があります。長襦袢は手首の袖口や脇部分の振りから見えるため、着物にあった長襦袢を選ぶ必要があります。必ず半衿と衿芯を付けてから、長襦袢を着用しましょう。
長襦袢の背縫いと、左右の半衿の先を持って背中心を合わせます。衣紋抜きのため、衣紋はこぶし1つ分を抜きましょう。長襦袢をあわせた後は胸紐(通常は腰紐を使用)を結び、その上に伊達締めを結びます。

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